トピックス3
たはらエコ・ガーデンシティ見学会

田原市は愛知県の知多半島に位置し,平成15年に田原町と赤羽根町が合併してできました。太平洋と三河湾に面した温暖で,太陽光や風などの自然エネルギーに恵まれていることを利用し,「環境と共生する豊かで持続可能な地域づくり」を行っています。 WENでは,田原市を訪問し,この取り込みについて勉強してきました。

田原市役所庁舎

田原市役所庁舎の屋上には、20kWの太陽光発電システムが設置されており、発電した電気は市役所で使用しています。年間発電量は約24000kWhで、庁舎の消費電力量の約4%を賄っています。

田原市役所廃食油燃料化

市の給食センターや市内飲食店の廃食油を、燃料化装置によって燃料に変え、小学校のスクールバスやディーゼル車の燃料として利用しています。その他に、市内の遊休地を利用して菜の花を栽培し、菜種油を採るプロジェクトもあります。

衣笠小学校

200Wの風力発電と70Wの太陽光発電を組み合わせた小型ハイブリッド風車が設置されています。平成16年に学校創立20周年を記念してPTAが寄贈したもので、防犯灯や教育に利用されています。

蔵王山展望台

出力300kWの風力発電が設置されています。表示板には、発電のしくみや現在の出力などが表示されています。